ぽかぁんとしてしまうこと:Hatena版

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紅茶

昨日の21日は銀座で風邪を背負い込んでしまいました。

フランス流紅茶専門店MARIAGE FRERESに行ってきました。

うちの近所にも緑茶や紅茶の種類豊富なお店はあるのですが、ここのお店には敵いません。ものすごい種類の茶葉が置かれています。

私はコーヒーなら「南蛮屋」というお店で粉を買ってますが、100g1575円のといえばブルーマウンテンくらいです。しかしマリアージュ・フレールには100g1575円の茶葉がたくさんあるし、それ以上の値段がついている(100gでですよ!)茶葉もたくさんあります。

紅茶好きの人には「知らんかったのかぃ!」と呆れられるかも知れませんが、ここまで腰の据わった専門店は近所にないから、知らないんですよ。

とはいうものの、メニューを見ていると(?_?)のところもあり、茶葉のネーミングにボレロとかアイーダとかウエディングなんて、どうなんでしょう。紅茶を知らない人にジャミラって言ったら、ウルトラマンの怪獣(怪人?)を思い出させるでしょう。(^^;)

葉の名前とか味の名前を茶葉に付けているのに慣れている身としては他ジャンルの名前を持ってくるのには違和感があります。

とはいえ豊富なメニューを見ていますと。

紅茶の葉といえばインドとかセイロンが有名ですが、ロシアとかラテンアメリカとかアフリカでも栽狽オているのですね。

ブラジルで栽狽オている紅茶の葉、確かにあってもおかしくはないのですが、うちの近所では売っているのに出くわしたことはありません。

ケニアとかルワンダの紅茶、飲んだことあります?

いろいろ考えて、トルコのリゼという葉を選びました。味はちょっと重いかな?という感じでした。

この話しが吹奏楽にどう結びつくか大体想像出来るでしょうけど(^^;),

ケニアとかルワンダ吹奏楽とか軍楽隊、無いはずは無いんですよね〜。現地に行っても見つかるかどうかもわかりません。

ただイタリアとスペインに吹奏楽CDを探しに行った者としては、吹奏楽に限らず現地で作詞作曲演奏されているPopsCDでさえ、日本ではほとんど見かけません。

民族音楽コーナーに置かれているご当地伝統音楽くらいです。

トルコの軍楽隊だって、メフテル以外にも現代軍楽隊はあると思うのですけど、日本ではよ〜っぽどのお店でないと置いてないでしょう。少なくともうちの近所にはないです。

ということは、現代日本人の趣味嗜好って、確かに自分の個人的な心の問題なんでしょうけど、視点を変えれば流通業者の掌に踊らされているわけですよね。

利益重視の流通業者なら売れ行きが見込めないCDは取り寄せないでしょうし、「利益は見込めないだろう」という予測の元、情報収集すらせず、無知のまま。

利益度外視か、利幅が少なくても利益は利益と思う業者さんは扱うでしょうけど、規模は拡げられないだろうからごく一部の地域に限られる。

業者さんに不満を言う筋合いのものではないのだろうから、それならそれで「自分の趣味嗜好」がそれほど神聖不可侵でアンタッチャブルなものなのか、自問してみるという姿勢が大切でしょうねぃ。