ぽかぁんとしてしまうこと:Hatena版

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2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

女も男も若きも老いも

町を歩いておりました。 すると、屋内なんですが何やら音楽フェスティバルが通路であると看板がありまして、出演者の最後のところに「宇崎竜童」とありましたので、見ていくことにしました。 宇崎さんが登場するまでに何人ものミュージシャンが歌を歌いまし…

一枚岩?

法律の番組で見たんですけど、親が子供名義で貯金をし、亡くなった後にその通帳は誰のものなのかって問題がよくあります。 その番組での回答は、その通帳の真の所有者は、実際に貯金をした親のものであり、名義が子供であっても相続税を払わなければならいと…

こう、なのかなぁ。

私が初めて「ガラスの天井」という言葉に接したのは、 アメリカ大統領選挙をテーマにしたかわぐちかいじ著「イーグル」小学館刊のマンガです。 自由の国アメリカ、努力して能力を身に付ければ社会的成功は夢ではないという理想を信じ、懸命に努力をして成功…

著作権その2

著作権に関しては以前本サイトの方に一度書きましたが、また別の方面の言葉に遭いました。 吹奏楽の世界に於いて著作権についての言動は、「違法コピーを辞めよう」でありまして、その言葉自体を「間違いだ」という気は、毛頭ありません。 しかし、「吹奏楽…

作曲のコンセプト

クラシック音楽を他ジャンルの言葉を使っての比喩を思いついたんですけど、 輸送手段としての電車、車を利用しているうちに、風景を楽しむ、操縦を楽しむ、メカニズムとのコミュニケーションを楽しむという方向には進められないでしょうか? それ自体には何…

業(カルマ)

あまり良い例えじゃありませんが、「守銭奴」という言葉は、何を見てもすぐ金儲けに結びつけて考える人に使われるようですが、「演奏の亡者」という言葉はありませんが、見るもの全てが(金銭抜きに)演奏に結びつけて考えてしまう人、いますでしょうか。 今…

おたく

平成7年に出版された、「おたく」についての本を読んでいます。 私はコミックマーケット等に行ったことは一度しかなく、詳しくは知らないんですけど、吹奏楽やってる人でマンガや文藝の創作活動やってる人、どれくらいいるんでしょう?(?_?) いないはずはな…

メディアとしての楽団

朝日新聞で作曲家の吉松隆氏がエッセイを書いているのですが、月に何回載るんだろ、書いてあれば気がつくという程度です。 10月8日に書いてまして、 『先日、とある日本の名門オーケストラのコンサートに行って改めて感じたのは、「なんで日本人はいまだに…

学習能力

小峰元「ャZイドンの青春叙情死抄」講談社という本を読んだのを思い出しました。 連作短編集なんですが、推理物で一話ずつ殺人事件が起こり、主人公と友人達が事件解決に頭をひねるものです。 第一話目で、主人公は三流大学の四年生で、就職先が決まっていず…

幸運が必要な分野

良い演奏をするためには、練習は不可欠です。 良い文章を書くには、うーん、どうなんでしょ、練習方法はあるのでしょうか?(´・ω・`) しかし、物探しだけは、幸運がなければ手も足も出ません。(キッパリ) そして幸運に見舞われると…。 今日、幸運の女神兼貧…

へその、というか、中心の力

中村紘子さんのエッセイに書かれていたんですが、とある番組で 「美人のピアニストがいないから、美人をピアニストにしよう」 という企画が立てられ、中村さんのところにコメントを貰いにきたそうです。そのときに 「プロの音楽家というのは、最低限長い時間…

不信心者・罰当たり者

いつものごとく、きっかけはひょんなことなのですが、私を非難・攻撃する人達の心境が、なんとなくわかりました。 (文章(てにをは)が滅茶苦茶で意味不明だと怒ってる人は除きます) 中世ヨーロッパのキリスト教の教会で、村人一同礼拝をしている。 私もそ…

人から聞いた話し

音楽ではなく絵画、美術方面の話しです。 雑誌の編集者の仕事とはいろいろありますが、その中の一つに、評論家の書いた文章を選別し、雑誌に掲載するかどうか判断することがあります。 評論家の仕事もまたいろいろありますが、その中の一つに展覧会全体を評…

収入の多少と情熱の多少の関係は?

テレビのニュースで小泉総理の郵政民営化について、議論が闘わされておりますが、私にはよくわからない問題です。 郵便局を民営化すると、過疎地とか採算の取れない地域では業務が撤退されてしまう懸念がある、と言う人がいますが、国鉄が民営化されて支線が…

視点・論点のズレ

文章のプロ、作家で、しかも空想系の分野で活躍している人でも、言葉について、現実は現実、作品は作品と考え方を切り替えて、状況に応じて各々のロジックで捉えている人もいます。空想系の作家だからこそケジメを付けているのかもしれないけど。 もう随分前…

モノの考え方

「国語力」という考え方なんですが、糸井重里氏の言葉から私なりに命名したものです。 マドラ出版という出版社で毎月「広告批評」という雑誌を出してまして、その編集に携わっていた天野祐吉氏が「夜中の学校」という深夜テレビ番組を企画して放映しました。…

社会のカラクリ(3)思考法

人の心って奴はとても扱いが難しいモノで、障害があるからあきらめるって場合もありますし、障害があるからクリアしようと頑張ったりもします。あきらめる者から見れば乗り越えようと頑張っている者は理解不能の存在かもしれませんし、乗り越えようと頑張っ…

苦み

昔ソムリエの人が書いた文章で、こんなのがありました。 ワインブームがくるまでワイン愛好家は、世間にもっと広めようとがんばったんだけど、どうしても赤ワインの渋みが障害となって広まらなかった。白ワインは「日本酒のちょっと変わったもの」のような、…

社会のカラクリ(2)(頭痛中)

アマチュアの楽団が演奏会を開くというのは私も経験していますので、まぁ大雑把な流れは把握出来ます。しかし、プロの楽団(管弦楽団吹奏楽団問わず)が演奏会を開くための流れは、ほとんど知りません。 断片的には、楽譜の手配&著作権のクリアや、巨匠やス…

社会のカラクリ(1)

ビジネス街を歩いていました。割と最近出来たビルの前を通ったら、入り口が前面ガラス張りで、左側に受付の女性がいて、正面玄関入って目の前の壁に、大きな絵が飾られていました。2枚。 あの絵、値段はいくらだろう?と考え、絵を飾るのではなく、受付の前…

実用音楽の「実用」って?

吹奏楽をブラス・バンドからウィンド・アンサンブルにしたい人達の中で、よくこういう言葉を聞きます。 従来の吹奏楽は実用音楽であり、社会的地位が低かった。これからは十分鑑賞に堪えうる、件p音楽へと方向転換だ! とまぁ、こんな感じです。 私なぞは臍…

俺に歌わせてくれ!

栗本薫さんの小説「グインサーガ」シリーズの最新刊を読みました。 現在97巻目のこの話、未読の人に説明する術を私は持っておりませぬ。 それでも。この97巻で唸らされた内容があります。 サブキャラクターの一人が王家の血筋を引く者なのですが、国際謀略に…

音楽との関わり方

プロの演奏家になるということについて、 「好きじゃなきゃ、やってらんない」という言葉と、 「好きだからといって、なれるものではない」という言葉が 何かを間に挟んで並列しています。 書くネタが無いんで、何を書こうか〜と考えているうちに 「楽団って…

学校教育と家庭内教育

10月6日の文章の中に「手法が結果を制限する」という一文を入れるのを忘れていました。(_ _) こないだフジテレビで「先生、教えて」という番組がありまして、 学校の教師、医者、国会議員それぞれ十人くらいだったかな、スタジオに来て貰って、教育、医療、…

アメリカ合衆国の世界安全保障構想

最近は「吹奏楽はどんなジャンルの音楽でもでも演奏出来るから良い!」 なんて程度の低い発言を聞かなくなったので目出度い、なんて思っていたのですが、新聞で「米軍が世界各地で兵力削減の方向」なんて記事が書かれているのを見て、 「どんなジャンルの音…

手を組む

そういえば私は言葉の力で吹奏楽の将来をどーのこーのと考えているのですが、私以外にも吹奏楽の将来を考えている人もいるわけです。 そういう人達は音楽の力を信奉していたり、権威の力を信奉していたり、 それは想像出来るのですが、それ以外にも発揮出来…

守備範囲(資料)

私が集めている資料の圧涛I多数が書籍だというのは一目瞭然ですが、サイトの資料のところに書いていない物もありまして、 楽譜一式・小冊子・原稿・レコード・カセットテープ・雑誌もあります。(サボってますがCDは別館に書き出し中) 原稿も「瀬戸口藤吉…

日本クラシック音楽史の真実は?

ちょっと混乱してます。(自覚症状あり) 私の父親は時代小説が大好きで、歴史好きでありまして、テレビで宮本武蔵物が放映されるたびに、 「なぜ武蔵が有名で、佐々木小次郎があまり有名でないか、わかるか? 武蔵は五輪の書を書いたけど、小次郎は何も書き…

お金の使いどころ

「開運!何でも鑑定団」の北原照久氏といえば、ブリキのおもちゃ博物館の館長であり、オモチャとかノベルティ・グッズのコレクターです。 北原氏は法律に則って、絶版になったオモチャの復刻や複製を自分のお店で販売している商人ではありますが、自分が買っ…

病院とか、老人ホームとか(2)

平田オリザ氏の「件p立国論」集英社 2001年10発行の本の中に、 日本には、例えば生きる為に必要な「生活保護」という制度があり、健康の為に必要な「国民保険」という制度がある。 これらの制度は別に完璧なものではなく、欠陥や悪用も横行しているが、世界…