ぽかぁんとしてしまうこと:Hatena版

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社会のカラクリ(2)(頭痛中)

マチュアの楽団が演奏会を開くというのは私も経験していますので、まぁ大雑把な流れは把握出来ます。しかし、プロの楽団(管弦楽団吹奏楽団問わず)が演奏会を開くための流れは、ほとんど知りません。

断片的には、楽譜の手配&著作権のクリアや、巨匠やスター演奏家に依頼する時期に数年単位を要するといった雑学や、

「プロの演奏家はアマチュアみたいに長いこと練習しない。本番三日前くらいに集まって曲を仕上げるんだ。プロにはそれだけの実力がある」

という情報くらいで、真偽不明です。

何が言いたいかというと、演奏会のチケットの値段や楽団の維持費についての文章を読むと、決まって必要経費を中心に書かれています。

しかし、時間効率にしてみたらどうなんだろう?と疑問に思っても、そこら辺の情報は全然ないのです。

世間のお店で、正社員の月給を時給に割ってみたらパートさんより低かったとか、古株のパートさんの昇給がとても遅く、新人のパートさんの時給は最初から古株のパートさんより高いなんてことはよくある話しですし、

一般の会社でも処理能力や仕事量の差で良し悪し問わず確執が生まれているのは、こちらはたまに聞きます。

プロ楽団の事務方はともかく、演奏者にタイムカードってあるんでしょうか?週休何日とか。

自宅で演奏の技術を保つために、さまざまな工夫をするのなら、そのことは給料に含まれるのか、必要経費として税金が控除されるのか。

演奏者が演奏会の曲目や企画案を提出することがあるのか。

プロの演奏家の大半が、演奏会の企画から本番まで、大雑把にでも流れを把握しているのか。

プロの作家が出版の流れを知らなかったり、人がお金を出して本を買うということがどういうことなのかを変に考えていた実例を思い出したので、音楽家はどうなのかなと思って書きました。