ぽかぁんとしてしまうこと:Hatena版

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2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

日本文化から見たクラシック音楽の仮考

貧乏がデフォルトな人とか地域だと、日常生活からいずるものを文化とみるのは難しい?そんなことない? 貧乏がデフォルトな人たちが自分たちのしていることを“文化”だなんて大層なものだと思っていないと仮定すると、楽器を演奏するなんて非生産的で、さらに…

素朴な気づき

「音楽かとは演奏家のことである」と思っていて、歴史とか経営とかいろいろなことは考える必要が無いって、お役所仕事で言う“縦割り行政”じゃないか? ということは、楽団に“崩壊因子”ならぬ“成長因子”を埋め込むというのは、 楽団内で“才能を見抜く力”を持…

こりゃ反則だろ

さそうあきら 著「マエストロ 3」双葉社刊が出ました。 エピソードの中には「嘘だろ〜」てのが見受けられまして、この巻にも循環呼吸について 「世界でもこれが演奏で使える人は何人もいないんだぜ」って、ほんまかいな。 と読み続けましたら、ラストにはや…

「音楽」は「図書」以下?

図書館の現状を憂いている人がblog書いてまして、 司書・役人・アルバイトの比率〜とか書いてるんですが、そのエントリのコメントに 「いろいろ問題はあるだろうが、図書館があるだけ立派。俺の住んでるところには公民館の図書コーナーしかない(図書室すら…

リメイク

そいえば演劇の世界で再演とか、映画やゲームの世界でリメイクってのは、その企画趣試桝ヤが宣伝文句になったりするわけだけど、 クラシック音楽(吹奏楽&管弦楽)においてはレパートリーという言い方はあっても再演それ事態には重きをおいてないですな。 ま…

やはり小説は面白いなぁ

時代考証がいい加減な内容の物だってたくさんあるけれど、基本的にはその土地の、その時代の言葉遣いとか風俗とか文化背景は、作者なりに構築して読者をその世界に惹き込むでしょう。 吹奏楽も、たとえばホルストの一組を演奏するなら、 「おぉ〜、これが二…

本を書く人たちと売る人たち

最近私好みの小説と何冊も出会うことができ、幸せであります。 ただ、文学系でなくライトノベル系なんですよね。 二十年前や三十年前って、作家なんてのは才能がある人がなるものであって、なりたいから、というより書きたいことがあって同人活動で納まるな…

戦争の作法、演奏の作法

そういえば戦争のやり方が変化したり、違う闘い方と遭遇して片方が一方的に敗北するってのは、歴史の本を読むと簡単に読むことが出来ます。 日本の鎌倉時代の元寇の役とか インカ帝国がヨーロッパ人にあっさり滅ぼされたこととか 忠臣蔵の吉良邸討ち入りのと…

品揃えは企画立案に非ず?

そういえば、もう吹奏楽喫茶を作ろうという気は無くなっているんですが、 思っていたときのCDの品揃えは、ニュー・サウンズ・イン・ブラスとか自由曲集などを全巻コンプリートするのを基本に、経済的に買えるだけのCDを買ってリスト化し、お客さんからリクエ…

これが職人気質?

丸一日かかり、骨折り損のくたびれ儲けでした。 このblogじゃないですけど、blogを引っ越すか〜と引越し機能を見てみたら、基本的に画像データの移動はできないとのこと。 ありゃりゃと思っていたら、某会社は画像データも引っ越せるとの売り文句がありまし…

今日のコーヒー

あいも変わらずにペーパードリップコーヒーを独学で煎れております。(煎れるって、この漢字でいいのかな?) 今日、買ったコーヒー豆が最後の一杯分となりました。 いつもはマグカップ一杯分、すなわちコーヒーカップ二杯分をいれているのですが、 今日はコ…

今日の藤吉翁関連の資料

ちょっと私信。 そうです。 本題。 所蔵図書一覧、月一度のペースで更新しようと思っていたのですが、気が付けば 2007年12月31日を最後に、していませんでした。 今日、「軍艦マーチ作曲100年記念誌 波濤」1997年(平成9年)3月20日発行 が手に入りました…

課題を達成するための行動ってのは、何種類もある。 努力をする、というような力を貯めるパターンがあり、その力をどう解放するか。 「乗り越える」「打ち破る」「手を結ぶ」などなど。 吹奏楽の可能性に立ち塞がっているモノが、障害物なのか、階段なのか、…

仕事ってのは大変なもんだ、はどうなのか

「仕事ってのは本来、需要に対して供給することで代価を受け取るもんだ」という意見を読んで、ふ〜んと思っていたのですが、最近は疑問に思えてきました。 「営業の仕事とは相手に断られたところから始まる」と矛盾する。 需要の無いところに無理やり売りつ…

作詞家と作曲家

家庭用ゲーム機の技術の進歩で、メロディーが流れていただけだったのがサウンドとなり声が入るようになる。 作曲家はゲームのイメージに沿った曲を作り、作詞家はゲームのシナリオライターのセンスに沿った言葉を紡ぐようになる。 家庭用ゲーム機に作られた…

値段の前の需要発掘

ウォークマン以降のテクノロジーの進歩は演奏結果の携帯を促進しているけれど、 演奏行為の携帯はウォークマン以前の状況とさして変わっていないような気がします。 というのも演奏家たちの言うところの「音楽文化の向上」てのは、聴衆と演奏家の数を増やす…

衆人の知恵

勝間和代 著「効率が10倍アップする新・知的生産術ー自分をグーグル化する方法」ダイヤモンド社刊を購入。 P43の pict:rightグーグルの発想で常に面白いと思うのが、グーグルはグーグル単体で使わせるのではなく、いかに人間と協業しながら、人間の知恵をう…

日本人に外国文化は理解不能かも。

「星の王子さま」(Wikipedia)の pict:right本来は「王子」というのは誤解であり誤訳である。“prince”は王子という意味のほかにも小国の君主(通常は「公爵」「大公」と訳す)という意味もあり、この作品では後者の意味に解するのが本来は正しい。「王子」…

国土交通省制定歌

TBSでお昼にやってる「ピンャ刀I」という番組で、日本の国土交通省がどこぞの道路の歌だとか、河川を管理しているところが防波堤の歌だとか、空港の滑走路の歌なんてのを作って、CDにしてイベントがあったら配っていた、これは無駄遣いだ!とやっていた。 そ…

“文化”の範囲

レンタル店からホラー映画「ノロイ」を借りて見た。 内容はともかく。(私は好きですが) そうだよな、考えてみれば国家ってのは本来、その気になれば、村一つっくらいダムの底に沈めて抹殺(とは違うけど)するくらい、楽勝なんだよな。 村一つ消すってのは…

“文化”の範囲

レンタル店からホラー映画「ノロイ」を借りて見た。 内容はともかく。(私は好きですが) そうだよな、考えてみれば国家ってのは本来、その気になれば、村一つっくらいダムの底に沈めて抹殺(とは違うけど)するくらい、楽勝なんだよな。 村一つ消すってのは…

なんにもない

テレビをつけっぱなしにしていましたらニュースが流れまして、 マンガの「Dr.コトー診療所」のモデルになったお医者様がどーのこーの。 コーナーが終わってCMになり、医療保険がどーのこーの。 耳を疑って大爆笑です。 ニュースの内容は詳しく聞いていなかっ…

材質のこと

テレビ東京でやっているアメリカのドラマ「CSI:ニューヨーク2 「シークレット・ドール」」を見ていましたら、 バイオリンの汲ノつける松脂の中に、隕石の成分が含まれているとのこと。 響きに影響するんですってね。 私は楽器の材質なども全然知らないのでへ…

自分の内と外

前にも書いたような気がするけど。 学校で無理やり本を読まされたり、無理やり曲を聞かされたりする体験を苦痛だと思ってたという人は多いけど、少なくとも本のほうは、 自分が将来○○になりたいと思っているときって勧められたら参考のために読むものだと思…

聖人と俗人と

kaien氏のブログSomething Orangeのエントリ 「少年マンガは現実よりも論理的である。」を読みまして。 私には内容が難しいのですが、中世ヨーロッパで作成していた天体の運行図を思い浮かべました。地動説の現在では星の軌跡ってシンプルに描けますが、天動…

私信です。

この本ですかな?! いや、まいりました。(_ _) しっかしなぁ…私の「知らなさ加減」も、最近ボロが出てきてるなぁ。 こないだ書いた「喇叭譜を基にした吹奏楽曲」なんて、英国軍楽隊のタトゥーにごろごろしてるし。

決断力の育成

ふと気になって「バンド維新」の一ページを見てみたんですが、主催って (社)日本作曲家協議会(JFC)、(財)浜松市文化振興財団 なのですね。協賛が (社)日本音楽著作権協会(JASRAC)、(社)全日本吹奏楽連盟、キングレコード(株)、(財)ローランド件p…

親性からみて

ドラマやドキュメンタリーでテーマにされるような、 幸薄い子供に対して親が見せたいこの世界の素晴らしさの一覧に、 吹奏楽の演奏(聞くことも吹くことも)なんて、入るのだろうか。

頭か尻尾かでぐるぐる

音楽の聞き手の目的は五感を研ぎ澄ますことなのか(そして“癒し”に通じるのとか)、 五感を研ぎ澄ますのは手段であって、発想や連想などが目的なのか。 例えば“行進曲”が好きか嫌いかという観点と、“行進曲”では(少なくとも接した瞬間は。だから“その”行進…

日本文化を二分法で

以前に日本文化は江戸的なものと明治的なものとでは違う、という人の意見に驚かされましたが、もう一歩踏み込んで考えてみると、 歌舞伎って江戸時代に遠方で起こった事件を題材にして台本が作られたんですよね、 しかし明治以降になると新聞の発達で歌舞伎…