ぽかぁんとしてしまうこと:Hatena版

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最先端?私が知らないだけで、普通のこと?

昨日の「ガイアの夜明け」の中で。

製造業の管理職の人ばかり集められた研修会が開かれ、朝から晩まで「起立・礼・着席」をやらされる。

そのココロは。

こんな単純な動作でも、大勢の人間が一糸乱れず、ぴったりと揃って行うことは、非常に難しいということをわからせる

→管理の役職にある者が簡単に「やれ」と言ったところで、部下が 100%管理者が満足する動作・作業を行えるとは思うな、ということを

身に染みて覚えさせる、らしい。

一方別な会社、別な現場ですが、製造業の現場で生産ラインに従事している者達。

「箸の上げ下げまでとやかく言われる」という慣用句がありますが、まさに「道具の上げ下げ」にまで効率と正確さを求められる。

より早く、より性格に製品を組み立てるには、コンマ何秒の余分な動作すらチェックされ、矯正させられる。

しかし、人間のロボット化を目指しているのではないのが重要。

そのコンマ何秒までも求められる効率的な動作に体を馴染ませる、ある種のスメ[ツ感覚(自分の外にある目標!)、

スタート時(非効率な動作のまんまのとき)に与えられた目標生産数値を見て内心はおそらく

「ぜってー出来ねー!無茶言うんじゃねぇーよー!」と思っていただろうけど、

それがクリア出来たときの達成感、喜び。(これは陶激}ンガジョー指月, あおきてつお 「緋が走る」集英社の初期に、件p家である前に職人であれ、というテーマの時に登場人物が語っています)

しかもこの現場で、監督官もまた徹底的な効率生産を達成するために、コンマ何秒をアシストしています。

例えば道具を置き場所から作業台まで動かすのに1秒かかっていたら、道具置き場をもっと上にして、コンマ何秒の節約に改善させるとか。

作業員が、自分で気がついたらやるというのではないんですよ。

監督官が作業員を見て、自分でやるんですよ。

んで最初の研修会の講師へのインタビューとなり、

「会社(我が社?)には頭のいい社員はいりません。

行動力のある社員が必要なんです」という言葉につながる。

管理職の仕事って、従来の常識では指示を出すことにあり、その指示をどうこなすかは部下の才能に左右されていました。

しかし現在の「未来への挑戦」を実践している会社って、

管理職の仕事を「部下がやりやすい・やる気を出す環境を整えること」に変化させているようです。

「会社は給料を出しているんだから、社員はやる気を出すのが当たり前」とか、

「気がつく社員と気がつかない社員の結果の違いは、当たり前」なんて考えている管理職がいる会社は、

業績の悪化や梼Yは当然視されてもおかしくない世の中になりそうです。

某プロ吹奏楽団のサイトで「椅子の配置」「譜面台の配置」について書かれていまして、

それ以外の「んなモンは演奏者一人一人の問題であって、団としてどーのこーの言う問題ではないだろう」と思っている楽団に比べたらはるかに意見具申をしていますけど、

それでもやはり「やるやらないは、これを読んでいる貴方の判断、実行次第ですよ」と

相手任せにしてしまっていることが残念。

自分の団の演奏者が指導しているアマチュア楽団があると思うのですけど、そこで実践させて、

やる気とやりやすさがどう上がったかを書いてくれると嬉しい。

吹奏楽でも「頭のいい人」よりも「やっちゃう奴」の登場が待たれる。

私?

私は私設音楽図書館の設立を目指しております。

んで夏頃にパキスタンに行く予定が出来つつありますので、パキスタンクラシック音楽管弦楽吹奏楽のCDを買ってきたいのですが…

観光地の情報、民族音楽の情報はあっても、西洋音楽や軍楽隊の情報は今のところ見つかっていません。

最悪、無駄足になりそうなんですが…こっち方面の行動力ってことで、どっすか(どうですか)?