ぽかぁんとしてしまうこと:Hatena版

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音楽家の発言力って?

ここでいう“音楽家”というのは、演奏家に限らず楽器職人だとか音楽関係の著述業者とか演奏会場建設・設置のプロとかをひっくるめた人達です。

冥王星が太陽系の惑星から扱いが格下げされたニュースがテレビで何度も放映されましたが、ネットではこういうニュースも流布されています。

ワニは魚である。オーストラリア議会で決まる」exciteニュースさんからリンクしました。

[キャンベラ 18日 ロイター] 魚はいつ魚と呼べなくなるのか? 4本足と鋭い歯を持つは虫類……そう、ワニは魚と呼べるのか!?

あるオーストラリアの政治家が「魚の定義」について熟考した結果、「ワニは魚である」とする新案を国会に提出、このたび承認された。

オーストラリア英語の辞書として知られる『Macquarie Dictionary』に記載されている魚の定義は、「えらを持った水生の脊椎動物で、一般的にひれがあり、その細長い体はうろこで覆われている」とされており、今回の決定はこの定義に対立するものとなった。

オーストラリアにおける新たな「魚」の定義は木曜日に議会で承認され、2006年度の輸出管理・検疫法案にも明記される。

オーストラリア農務省のスーザン・レイ副大臣によると、「ワニは魚である」と提案したその目的は、ワニはもちろんのこと、同国が魚の輸出管理をより広い範囲で行えるようにするためだという。

ちなみに、『Macquarie Dictionary』では「ワニはは虫類」とされている。

さぁ、「吹奏楽をブラスバントと言うのは間違いだ」派のみなさん、立ち上がりましょう!

冥王星を惑星だという連中を徹底的に攻撃しましょう!

ワニを魚だと決めた議員・議会を選んだオーストラリア国民を徹底的に嘲り嗤いましょう!

てのは半分冗談ですが、

冥王星が惑星だとされたのって、テレビのニュースの解説では米国が頑張ったそうで。

水星から海王星までの惑星はヨーロッパ人が発見というか命名というか主導権を持っているので、米国がある意味国威を賭けていたとかなんとか。

そういえばホルストの「惑星」の後作品みたいな「冥王星」もアメリカ人の作曲だっけ?(間違い。コリン・マシューズ氏は英国人のようです)

ワニは魚だってのも、政治的な思惑でしょう。

それに“違法”コピー問題だって、日本の音楽業界は道徳に訴えるように発言しているけど、

このページを読んだ後だと、道徳より

「今のまま“違法”コピーが横行していると、欧米相手にビジネスが成り立たない」と言ったほうがよいんじゃない?社会人アマチュア演奏家なら理解してくれるのでは?

人(の良心)に期待するだけでなく、自ら行動する音楽家は、日本では難しいのかなぁ。