ぽかぁんとしてしまうこと:Hatena版

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事前準備

楽団の設立計画の段階や年間計画を立てるときに、外部との接触、すなわち顧客の獲得をどこまで計算しているか。

とりあえず楽団を作ろう、演奏をしているうちに評判が上がって演奏依頼や教育依頼もくるだろう、と成り行きに期待するのではなく、

演奏ならば一般演奏、老人向け演奏、児童向け演奏、病人向け演奏etc.、

演奏始動ならこっちが楽団ごと学校や公民館に乗り込むとか、演奏ではなく音戯で音楽の楽しみを伝えるとか、スクールバンド顧問の先生の指導練習の楽団を勤めるというような、

自分たちの“売り”を設計構築して営業活動をする、経営プログラムを作ったりなんか、

しているのだろうか?

マチュアバンドであれば練習計画に決定的な影響を及ぼす『外部』とは、

スクールバンドであれば学校のカリキュラムであるし、

市民バンドなら団員の勤務時間・家庭時間などがあるし、

依頼演奏を受けるので有ればイベントの時期や時間、規模なんかがあるし、

コンクールに出るのなら課題曲が発表されて練習して…と時間をとられる。

上に書いたのはこれらの逆で、楽団の方でこういう活動が社会にできますよ、

それを社会の皆さんの方で活動予定に組み込んで貰えませんか、という提言。

学校関係にするのなら教育思想を、医療関係にするのなら厚生の基本を、

イベントにするならその主獅�、最低限は心得ておかないといけない。

そういう相手の根本を知らずに「いい演奏だけをしていれば」としか思っていないのならば、結局は社会に参加しているとは言えないのではないか。