実力本位:演奏や計画立案・進行
コンクールという演奏の場では、練習の成果・演奏自体が評価の対象ですよね?
指揮する先生がどれだけ生徒思いかとか、上級生の下級生への接し方が審査の対象になることはありえない。
となりますと、真のコンクール至上主義のバンドってのは、演奏上の実力本位であったり、よりスムーズに練習を進めるためのノウハウを持っている者が主導権を握るべきであって、学校教育・学年的上下関係とか長幼の序のような運営体制ってのと関係を持つなんて、発想もしないバンドなんじゃないだろか?
部活動という場で教育的指導より件p的向上を優先させたら学校当局からどんな目に遭わせられるかはあるだろうけど、そんなことを考えるバンドは真のコンクール至上主義のバンドとは言えないような気がする。
もし歴史のある吹奏楽部が、ある年突然心底「良い演奏をして全国大会で金賞を取るんだ!」と決意したら、卒業生は一切口を出せなくなるか、利用されるだけになるのではないだろか?
まぁ学校によっては卒業生の方がもともと在校生の演奏に一切口を出さなくなるというところもあるだろうけど、
日本の吹奏楽“部”てのは教育的配慮を一切抜きにした純粋な競争性とか藝術性に、どの程度まで耐えられるのでしょうね。