ぽかぁんとしてしまうこと:Hatena版

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劣化?題名のない音楽会21感想

録画していた「題名のない音楽会21 「アキラさんの大発見!シリーズ〜(2)吹奏楽の可能性」」を見ました。

…なにこれ?

演奏は良かった。

宮川氏のトークや表情も面白さや真剣さが伝わってきて良かった。

でもどこが「吹奏楽の可能性」なの?

演奏人口が多いから作曲家の伝えたいことが〜ってとこ?具体的には「吹奏楽で命の大切さを伝えることは可能だ」ってことかな?反対はしない、できない。

宮川氏の表情を見ている限りでは村井祐児氏のときみたいに局側の馬鹿さ(推定)爆発な回か?

私の勝手な思いこみかもしれないけど、「題名のない音楽会」って曲Zと曲Z’とか曲Yを並べることで見えてくることとか、司会者のトークを演奏でもって説明や証明する番組じゃなかったの?

これじゃ演奏優先・トーク添え物の普通の演奏番組じゃん。しかも(おそらくは)テーマをカットするって、もうこの番組どうしようもないんじゃないの?

あと思い出したのが、

「テレビは自分達の都合でカットを要求してくる。だから出ない」

と1970年代に言っていた、ニューミュージックの人達です。

そう言っていた人達も今となっては「若かった」とか「レコード買ってもらえたら全曲聞いてもらえたんだよな」とかあるんでしょうけど、西暦2000年代の現在はサイトがあるんだから、カットされた宮川氏の言葉をサイトに全文載せたっていいじゃないよ。

番組制作費をサイト制作にまわせないのか?スャ塔Tーに値上げ交渉したのかね。

音楽の本質とかテレビ番組の本質ってのを考えるのと同じくらい、視聴者に伝えるってのはどういうことなのかの本質を考えてんのかね?

ホリエモン騒動(は表面上フジテレビ問題だけど)で散々言われていた「ネットとメディアの融合」は、こういうところ(番組は時間の制約があるからネットでその不足を補おう)ってのも出来るんじゃないの?

技術の発展が表現方法の幅を広げるんだから、演奏や番組制作のみに力を注ぐことは相対的にクラシック音楽やテレビ業界の縮小・衰退に繋がるんだけどなぁ、残念だなぁ、宮川氏のトーク内容、知りたいなぁ。