やる気のある人vsやる気の無い人
別に吹奏楽に限らないってのは重々承知ですがね。
「やる気が無い奴は出ていってくれ!」
の世界であります。
それは別にいいんですけど、
吹奏楽が仕事として成立するためには、吹奏楽に興味もやる気も無い人を呼び込まないと、やっていけないわけですね。
市場調査のプロの人がどう思っているのかは知りませんが、一応アナウンスとして
世相やムーブメントの気配だの売れ筋動向だののデータを集めまして、依頼人に
「○○に一切興味を持たない層は〜」なんてことは、言いません。
一般大衆が意識の表面上は興味を持たなくても、無意識だの搦め手だのさまざまな手法を用いて「買う気にさせる」ことを考えているようです。
吹奏楽が楽団の演奏者や事務局員、すなわち身内に対してはやる気を要求するのはいいんですけど、内側しか見ていないと外側に対しても同業者や経験者という「現在、もしくは過去にやる気を有していた者」にしかアピールできず、仕事として成立できない客数しか集められないわけでして。
正解が成功に直接結びつくとは限らないけれど、世の中に(複数)存在する正解を一つも見ようとしない姿勢は、仕事人として失格だとは思うのです。