青は藍より出でて藍より青し
ラサール石井 著「笑いの現場―ひょうきん族前夜からM-1まで」角川書店刊
私が読んだ日本の喜劇に関する本はとても少ないのですが、それでも喜劇からお笑いについては、舞台撃ニテレビ撃フ違いや倹lの葛藤については触れていました。
今でもお笑い倹lのライブに行っている人ってかなりいると聞きますが、それでも尚この本はテレビ撃ノ特化していると思います。
テレビと舞台の関係については歌謡曲にも葛藤の時期がありました。ニューミュージックの初期のころとか。
吹奏楽がテレビ番組で採り上げられた事は結構ありますが、舞台から客席に向けての演奏と、スタジオからカメラ・マイクを通じて視聴者に向けての演奏の違いについて、考え始めてもいい頃合ではないでしょうかね。
局側の若手スタッフが、ブームの盛り上がりとともに成長して力をつけ、(偉くなって)決定権を持つに至るというラサール氏の指摘は、まだ吹奏楽&テレビの間にも通用するのではないでしょうか。