他の分野じゃ当たり前
以前「テクノロジーの進化が〜」って書きましたけど、
多根清史 著「日本を変えた10大ゲーム機」ソフトバンククリエイティブ 刊という本が出てたのでちらっと読んでみましたら、やはり家庭用ゲーム機の変遷ってのも“スタイルの変遷”で新しくなっているとのこと。
家庭用だろうがアーケードだろうが、ゲームと言えばモニターの中に絵が出てきてピコピコだのバシバシだのとだけしか認識していない人は、餌もらって満足している、文字どおりの“消費者”でしかないのかもしれません。
面白いゲームとは何かと考えたとき、内容それ自体のみならず、現実社会の遊び仲間とのコミュニケーションの取り方とか、家族との関係・距離であるとか、情報のダウンロードとか、いろいろ。
しかし日本の(世界は知らない)吹奏楽に携わっている人ってのは、ステージの上での演奏こそが吹奏楽であり、
コミュニケーションの取り方、共感し合うとか批判合戦とか協力の仕方とか
あるいはアレンジを通じての移植、資産の運用とか、
考える人が出てくると面白くなるんだろうなぁ。
ゲーム業界の人達の言う「トロイの木馬」戦略って、いいじゃないの。