ぽかぁんとしてしまうこと:Hatena版

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妖怪のこと

東京MXTVのアニメ「魍魎の匣」を見ていたら、小学館のマンガ「うしおととら」にも箱に潜む妖怪がいたのを思い出した。

吹奏楽で使われている楽器で箱の形をしているのって、パーカッション類に多い。

お話で楽器そのものが妖怪になるのは容易に想像できるけど、楽器の中に妖怪・あやかしを潜ませて理想の音作りに使役しようってパターン、あるかしらん、と思っていたら、管楽器だってぐるぐる巻きの中に妖怪を住まわせてってのもいいかもしんない。

そんなことをつらつら考えていたら、こんな筋が思い浮かんだ。

pict:right吹奏楽部で頑張っている恋人が、授業中とか二人でいるときとか、折に触れてノートに何かを書いている。

何を書いているか訊ねたら、作曲をしているのと言われた。完成したら皆に演奏してもらうのだそうだ。

楽譜、それも総譜なんて読めないし興味もないから「ふーん」としか思わなかったが、たまたま恋人が席を外していて机の中にノートがあるのが見えたので、悪いなと思いつつそっと中を見てみた。

そこには普通の小説が書かれているだけだった。pict:left

…別にどってことないな。