ぽかぁんとしてしまうこと:Hatena版

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サウンドオブミュージックって本当に名作なのか?吹奏楽的に。

何気なく見てみたら、登場人物で楽器を奏でているのって、マリア先生が最初のピクニックでギター弾いているところ(ただしすぐダンスに)、男爵夫人に子どもたちが歌を歌うところで長女がギター弾いてる(弾けるのか!)、

(また男爵夫人歓迎の場での)人形劇で楽器吹き人形と映画音楽を同調させるのは微妙だな、

次に大佐が「エーデルワイス」をギター弾きながら歌い、

パーティーにバイオリン四重奏団かな?確認はできないけど楽隊がいる、

男爵夫人とのボール遊びのあとでギター伴奏、

んで音楽祭でまた大佐が「エーデルワイス」の弾き語りかぁ…。

細かいとこは大佐が子どもたちをコントロールしていた笛とか、

音楽祭の入賞者発表のファンファーレとかあるけど、

映画を見直さないで楽器がどれだけ作中に出ていたか、覚えている人いるか?

しかしこの映画のテーマって、歌と踊りでしょう。

しかも前半は厳格な家庭から自由へ、

後半はファシズムからの脱出で。

音楽映画だからと吹奏楽が「素晴らしい映画だ」と絶賛するのは、ちと違うんでねぇか?

吹奏楽がこの映画を本当に素晴らしいと言うのであれば、吹奏楽団の演奏会で全員の歌と踊りをやったってかまわんだろうに。

逆に今の時代、音楽映画を作る時にここまで器楽演奏を登場人物にさせないことは、可能なんだろうか?

ちなみに「サウンド オブ ミュージック」って、歌詞の訳は「音楽の調べ」なのね。