ぽかぁんとしてしまうこと:Hatena版

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2010/11/12のエントリにコメントを書かれた「演奏家」様。

楽家様。

ご指摘の真意が今イチ不明なんで以下の書き込みも的を外しているかもしれませんが、

私の思考の起点というか中心というか方向は、吹奏楽であります。

吹奏楽の世界には何故か

吹奏楽はどんなジャンルでも演奏できる」とか

吹奏楽はジャンルではない、編成である」という言説が罷り通っております。

これらの言葉の真意はどうでもいいんですが、考えるヒントにはうってつけでありまして、

バイオリンでもピアノでもギターでも、個別の楽器演奏家は特別

「この楽器はどんなジャンルでも演奏できる」とは、とりたてては言いません。

バイオリンでクラシックに分類される曲の演奏はできますし、アニメソングだって民謡だって演奏は可能でして、演奏家

「私はこのジャンルしか演奏しません」ということは有り得ても、

「この楽器はどんなジャンルでも演奏できる」と言えば、聞いた人が違和感を覚えるはずです。

じゃぁ管弦楽団交響楽団の人はどうなのか、と思考が進むのです。

オーケストラの世界では

管弦楽団はどんなジャンルでも演奏できる」なんて言う人、いるでしょうか?

いるかもしれませんし、いないかもしれません。私は知りません。

しかしオーケストラの経営難についての報道がされる度に、定期演奏会で定番として複数のジャンルが採り上げられるのかを見てみると、プロの楽団はやってなさそうなんですよ。

企画演奏会ではさんざんやっていて、集客力や宣伝力はよく解っているはずなんですけど、定期演奏会にどう反映させているのでしょうか?

さらに佐渡裕氏がシエナウインドオーケストラの指揮を初めて振ったとき、雑誌のインタビューで

吹奏楽は凄い!どんなジャンルの曲でも演奏できる!」という感じの発言をしておりまして、オケじゃ出来ないんだろうなぁと思ったものでした。

そういうことでのエントリでありまして、

実はャbプスオーケストラとかマンドリンオーケストラとかハーモニカオーケストラとかを持ち出されるのでしたら、流石に私もそこまで話しを広げられないのですけどね。