ぽかぁんとしてしまうこと:Hatena版

AutoPageが終了したので引っ越し

広義の文化と狭義の文化の違い

Twitterに書いたのをまとめました。

ああ、そうか、大阪市音楽団を潰すなと言っている人が痛いのは、市音だけじゃないけど、吹奏楽文化の発信と、演奏と、教育の混同をしているからなんだ。素晴らしい演奏をしているのは確かなんだろう、アマチュアに見本演奏と講習をしているのも確かなんだろう。しかし吹奏楽文化の発信ではない。

セゾン文化ついての考察を読むと、基本は「誰が場(売り場)を作ったか、どんな人達に受け入れられたか、どんな相乗効果が生まれたか」だ。吹奏楽を語る人の多くは作品を語るけど人を語らない。語っても作曲者と指揮者、学校の先生だ。売り場の人、客層、波及効果を語る人がいない。

日本に吹奏楽人口が何万人いるか知らないけど、語られている人、話題になる人、は百人もいないんじゃないか?

現在の「吹奏楽人名事典」があったら、欲しいな。厚さはどれくらいだろう?

あ、欲しい「吹奏楽人名事典」は、日本人限定です。

クラシック音楽の雑誌に吹奏楽のページが定番化されているのかな?なら目出度いことだけど、音楽年鑑から独立して吹奏楽年鑑が作られないものかしら。

吹奏楽の演奏会で採り上げられている曲の流行廃りは大きなテーマだけど、演奏会のあり方進行の仕方とか、編成についてのあーだこーだは、もう語られることも無くなっているんじゃないかしら?

吹奏楽の文化:ャXターやパンフレット、チケット半券のデザインとか、持ってる人は持ってるんだろうなー!

大阪市音楽団の存続に声を挙げている人さ、パンフやチケットの一覧を、ヤフーフォトなんかで上げてみたらいいんじゃないかしら。んで手持ちのを全部上げた後に自説解説を書こう!

継続は力だというからさ、蓄積てのは一朝一夕には出来ないわけさ、そして蓄積したものから共通項を見いだして語るわけさ。これは演奏に才能をつぎ込んでいる演奏家には難しいことなんだから、ファンがやらないと。>>大阪市音楽団のファンの人

日本SF史で筒井康隆が最初に注目されたのは、家族でやってた同人誌「Null」の装幀が格好良かったてのがあった。内容勝負の作家達でも無視できなかった、デザインの力だ。

吹奏楽やってる人でデザインの力を持っている人は“個人の好み”の範疇だろうし、情報の力を持っている人は“コンクール”意外で活躍できているんだろうか。