演奏の勉強、のための言葉
共同版「星条旗よ永遠なれ」の楽譜が到着。
いち・元・演奏家としては「懐かしいなぁ」という感慨しかないはずが、冒頭の「解説」を読んで思うところあり。
この曲の説明とか演奏のやり方が少し書かれているのですが、最後に
「この曲については月間吹奏楽研究第40号に堀内敬三先生による詳細な解説記事が出て居り、又41号第24頁に補足されているから一読されたい」
とありまして、
実は「星条旗よ永遠なれ」(に限らないけど)は幾人もの人が編曲しているけど、それぞれどう違うんだろ?と不思議に思わないでもなかったんですけど、そこはほれ、演奏家なら自分で吹いてみて、あるいは指揮研究の一環で自分で違いを調べろということなんだろうなぁと沈黙を余儀なくされるのですが、演奏の説明文てのがありましたわな。
コンクールで課題曲が発表されると雑誌に「ここが演奏のャCント!」と特集記事が組まれますが、あれは作曲者の楽譜に対しての解説で、編曲者が現れないと別の解釈は書いたらよくないんですかね、
でも「星条旗よ永遠なれ」のように、多くの人が編曲しているものならば、その解説者たちの文章を集めて「ここが演奏のャCント!」を一冊にまとめるのなんて、どうなんでしょう?
それはそれで、勉強する人の教科書になると思うのですが。