市場(マーケット)
私はさんざん「吹奏楽の新しい可能性」言う人たちを嘲笑していたけど、もう少し踏み込んで考えて見ると、
可能性が結実すると魅力になる。しかし魅力はそれだけでは市場(マーケット)にはならない。
吹奏楽連盟なり吹奏楽コンクールなりバンドフェスティバルがそこまで手腕を広げているかも考えないといけないけど、作曲者にとって演奏家や楽団は「曲を買ってくれ」「演奏してくれ」「魅力を広めてくれ」と期待している、市場(マーケット)の役割を求める直近の相手なんだよね。
演奏家や楽団は、自分たちの演奏会の告知はあっちこっちにやるけど、曲の紹介はやっても自分のところで、紹介しても読む人がどれだけいるか、どれだけ興味を持つかという、不安定な場でしかない。
ではどうするか、ということだ。