組織論
こういう意見を読みまして、思案中です。
そもそも組織というモノは、少数から大人数という、複数の人間が集まって、合議の上に成り立つモノなのであって、例え話として擬人化することはあっても、現実に血も涙もある存在では無い。
合議の上に成り立った以上、融通というモノは本来効かなくなる。
所属している人たちにとっても自由になる余地がほとんどないんだから(余地の幅はその人の主張力次第)、ましてや外部の、名の知られてない・売れていない者の意見だの、入ったばかりの二等兵の意見だのが考慮されることなんて有り得ないのに、
『俺の言うことを聞け!』
と主張することなぞ厨房もいいところだ。
組織としての形が定まっていないときならば合議に参加していない者の意見に耳を傾けることはあるかも知れないけれど、
組織としての形が定まった後ならば、参加していない者の意見に耳を貸すことは組織の解体・崩壊に繋がりかねない。
だから部外者の意見に耳を貸さない存在を「まともな組織」と言うんだ。
だそうです。ウーン
自らの無謬性を前提とした意見のような気もするけど。
組織の意思決定機関と組織の創作機関を分離して考えている?
う〜ん、創作機関、いわゆる現場の自己規定が自己存在を創作行為の合理性よりも最優先に考えていて、そこはそこで歪んでしまっている場合もあることを見ないようにしている意見のような気がするけど、
読んだばっかりなのでもう少し考えてみないと。