ぽかぁんとしてしまうこと:Hatena版

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明治時代と変わらない部分

えー、日本経済が“うっひゃぁ”な状態になっております。

しかし。

某経済blogの指摘では、「なぁに、世界大恐慌の頃に比べたら、まだまだ」だそうで。

というのも、日本文化は明治時代の文明開化から昭和初期まで、

外国から輸入していたモノとか外国の真似をしていたモノの分野では、本家本元の方が質が高くて値段が高いのが当たり前、納得して大金を払っていましたが、逆に日本のモノの方が質が良くて輸出していたモノがあったのですね。

例えば生糸とか陶器とか。第一次大戦のときは医薬品も日本が売ってたっけ?

ところが、そのときですらドル建てでありまして、輸出業者は相場や市場を睨んでいたのですが…

日本吹奏楽が明治〜昭和初期まで海外のものをお手本にしていたわけですが、現在の日本吹奏楽も演奏を海外に売ろうとは、それほど考えてはいないようです。自足しているから優れた手本とか興味を引く手本があったら買おうという姿勢はあっても、吹奏楽を通して海外の吹奏楽相場はどの程度でいくらくらいの出演料になるのかとか、吹奏楽文化の動向を知りたいという積極的な情報収集はおこさないようです。(ブラバン呼称問題にも繋がるなぁ)

CDの輸入業者は為替の変動を気にはしているでしょうけど、一般の吹奏楽人が輸入業者を通じて買うのとネットで海外の店で直接買うのと、自分が現地に行って地元向けの値段で買うのとの比較なんて、考えもしないでしょう。

例えば税金のことはともかく、日本国内での演奏費用の交通費総額と、アメリカに行く交通費の総額とか、比較されてるんでしょうか?

観光旅行なら国内旅行より海外旅行の方が安いのが多い時代ですが。

日本の吹奏楽(演奏)は国際競争力(価格・価値)が強いのか弱いのか、わからんな。

日本の吹奏楽(楽曲)はどうなんだろ。売れてるんでしょか。