ぽかぁんとしてしまうこと:Hatena版

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勝負をかける、ということ

戦争とかビジネスの場では乾坤一擲という伸るか反るかの勝負に出る場面がありますが、演奏とか演奏会ではそういう大勝負はありませんな。

当てようと思って選曲したり企画を立てて客席が全て埋まっても、ごく普通に(?)コンクールで良い成績を取っている楽団だの伝統がしっかりしている楽団が、普通の選曲や企画をやってもお客がワンサカ来て客席を全て埋めるところがあって、結果から見れば意気込みは埋もれてしまう。

じゃぁ選曲や企画で二度三度と勝負をしかけて客席を埋めることがあるかというと、私が情報収集能力に劣っていることもあって聞かないのと、そういう場合は意味づけが広く喧伝されて吹奏楽史に足跡を残すと思うのだけど、それも聞かない。

演奏家が素晴らしい演奏を出来るか失敗するかという場面に立つことはあるだろうけど、まぁ単発でしょう。

こういうところで吹奏楽と勝負の相性が悪いところがあるのか。勝負に出てもあまり意味が無いというか、常に勝負し続ける(勝ち続けるではなく)ことの難しさとか。(勝ち負け以前に企画を立て続けること自体がかなり難しい)