ぽかぁんとしてしまうこと:Hatena版

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社会の動向から吹奏楽を考察する

吹奏楽団が、供給者の立場と消費者の立場の二面性を持っているわけだけど、私が考えたことがあるのは供給者・供給能力のことばかりでした。

消費者としての立場を考えてみますと、一般人って収入に見合わない消費・購買を続けようとしたら、「借金をする」か「盗む」かの二大パターンになるのですが、いわゆる“違法”コピー問題って「盗む」パターンなのですね。

収入がないけどたくさんの物を“買いたい”という欲求を抑えられないことを平たく変換すると、

楽団の収入:団費に見合わない量の曲を(一度でも)(積極的であれ消極的であれ)演奏したいという構造とイコールなのかも知れません。

だからレンタル楽譜ってのは、

「やりたいのは演奏であって、楽譜(曲)を所有する事じゃないだろ?」

というイデオロギーなのかもしんない。

こういうことは、日本社会が「大量生産・大量消費」について議論していたときに気がつくべきだったのかも。

社会人、市民として大量生産・大量消費社会に組み込まれている人が、吹奏楽という社会の中でその行動原理から外れることができるのかどうか、そして自覚や影響があるんだかどうだか。