ぽかぁんとしてしまうこと:Hatena版

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効率の悪さ

故・星新一氏がショートショートというジャンルを広めたとき、星氏の文章の平易さから「こういう文章なら私にも書ける!」と思った人が大量にショートショートを書き始め(実際は平易な文章は書くのが難しい)、また星氏が選考をしたショートショート・コンテストだの眉村卓氏がパーソナリティーをしていたラジオ番組「チャチャ・ヤング」でリスナー投稿を呼びかけたりして(後に単行本になりました)、書きたい需要・読みたい需要は確実にあったのですが、出版業界の常識に

ショートショートは単行本になりづらい・売れない」というのがあって、せっかくデビューしても消えてしまったり中・長編で頑張って生き延びている人とに分かれてしまい、ショートショートの文化は終わってしまいました。

と思っていましたら、あら、何度か取り上げてますが昨今の「浮「話」って、ショートショートじゃないっすか!

新耳袋」だって十巻まででて完結したし、「東京伝説」とか「「極」浮「話」はまだまだ出てますし。

あ!「ショートショートの広場」ってまだ続いているのか!

うーん、amazonでキーワード「ショートショート」でヒットされる本、多いと見るか少ないとみるか。

それはともかく、出版業界の「ショートショートは売れない」という常識を一群の浮「話しはあっさり超えてしまったんだけど、その理由は吹奏楽に取り入れられないものかね。

浮「話しが社会に求められる理由はテレビや雑誌の特集とか、各本の前書き後書きで考察されているから考えることは易しいけど、吹奏楽はそういう社会の風潮を導くような役割は担えないかしら。